ローソク足は、株価の値動きが一目で解る優れもので、テクニカルチャートの中でも基本中の基本です。
このローソク足の形を見ることによって株価の強弱を判断できます。
ローソク足には、縁取りの白抜きとベタの黒塗りの2種類が有り、
始値から上がったものが縁取り白抜き(陽線)で、始値から下がったものをベタの黒塗り(陰線)で表します。
1日の値動きを示すものを
日足(ひあし)、1週間の値動きを示すものを
週足(しゅうあし)、
1カ月の値動きを示すものを
月足(つきあし)といい、デイトレードでは1分や5分などの
分足(ふんあし)も活用します。
ローソク足は胴体とひげの部分からできており、上にある細い線を上ひげ、
下にある細い線を下ひげといい、この胴体とひげがどような形で出来るかに注目しなければなりません。
●始値と終値(はじめねとおわりね)
1日の取り引きは前場(ぜんば)と後場(ごば)に分かれ、前場は午前9:00〜午前11:00まで。
後場は午後12:30〜午後3:00までで、始値は前場の午前9:00に最初に付いた値段のことをいいます。
終値は後場の最後(午後3:00)に付いた最後の値段のことをいいます。また細かく前場の始値、前場の終値(午前11:00)。
後場の始値(午後12:30)、後場の終値ということになります。そして週の始値、終値。
月の始値、終値いうふうに広げていきます。また、前場の始値を寄り付き(よりつき)、前場の終値を引け値(ひけね)、
後場の終わりを引け値又は大引け(おおひけ)という言い方もします。
この始値と終値は、取り引きを始めるに当たって最初に注目すべき支持線になるため、
しっかり頭にいれておかなければなりません。
●株価の動きによるローソク足の出来方
右図は、株価の変動によってどのようにローソク足ができるかを表している。
一日の株の値動きで上段の陽線は、始値から一旦下がり再び上昇し、始まり値を超したため下ひげができている。
その後、押し目を入れながら上昇し高値に達している。その後、少し下がり終値を迎えたため、上ひげが出来ている。
下段の陰線は、始まり値から少し上昇。一旦下がり再び上昇したが、その後始値を下回り下降したため上ひげが出来ている。
その後下がり安値に達し、少し上昇して終値を迎えたため下ひげができている。
この日足(一日の株の値動き)を月曜日から金曜日までを一つに表したローソク足が週足となり、
週足を一月まとめたローソク足が月足になります。(右下図参照)
このローソク足の胴体の部分は、その時の買い勢力又は売り勢力の強さを表し、ひげは、その勢力の転換を表します。
底値圏での長い下ひげは、これから上昇に転換する一つのシグナルと見られています。
●色々なローソク足
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右図は、ひげが出来ず四角いボックス状になっている。
これは、買い勢力又は売り勢力が一方的に強く、始まり値から終値まで一気に上昇又は下降した場合に出来るローソク足である。
底値圏で大陽線が出来た場合は、これから上昇に向かうシグナル。
また、高値圏で大陰線が出現すると、上昇勢力が終わりを迎え、下降に向かうシグナルと見られている。
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右図は、株価が勢いよく上昇し高値を付けたが、売り注文が入り、反発して下降した時に出現する。
上昇が続いた後、高値圏で上ひげの長いローソク足が出現した時は、天井を打ち買い勢力から売り勢力に転換し、
下落するシグナルと見られている。
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右図は、一旦株価が下落したが、買い注文が急に入りだし、反発して上昇した状態の時に出現する。
下落が続いた後、底値圏で下ひげの長いローソク足が出現した時は、底を打ち上昇に向かうシグナルと見られている。
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右図は、一旦上がり下がりして、始値付近で終値を迎えた時に出現するローソク足です。買い勢力と売り勢力が拮抗している時に出現します。
上昇や下落後に十字線が出現すると、今までのパターンが止まり、相場が転換した事を意味します。
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●上昇サイン、下落サインと見られるローソク足
高値圏・安値圏で、相場が転換するシグナルと見られているローソク足は、主に下図のようなものがあげられます。